http://www.arcgeo.jp/


ホーム What's New 会社概要 事業案内 採用情報 ARCGEO News 技術情報 学会情報 広報誌TheEarth


ISO9001 JUSE-RA-182

 

[ 戻る ] [ 上へ ] [ 進む ]

H11ネパール地質学会

 (株)中部日本鉱業研究所は、平成11年9月28日〜30日に開催された、ネパール地質学会が主催する「Engineering Geology, Hydrogeology and Natural Disasters with Emphasis on Asia」に関する国際シンポジウムに参加しました。

「Engineering Geology, Hydrogeology and Natural Disasters with Emphasis on Asia」

『国際シンポジウム参加報告』

                                   野崎 保 

 さる9月28日〜30日の3日間にわたってネパールの首都カトマンズで開催された国際シンポジウムに参加・発表講演をいたしましたので、その概要について報告いたします。
 このシンポジウムは国際応用地質学会(IAEG)の後援によって、ネパール国地質学会によって主催されたものであり、タイトルは「International Symposium on Engineering Geology,Hydrogeology,and Natural Disasters with Emphasis on Asia」です。今回はアジアで開催されたこともあって、我が国からは50人以上の参加者があり、ヨーロッパやアメリカなどからも多くの参加者がありました。私の友人・知人もたくさん参加しており、旧交を温めることができました。
 私がこのような国際学会で発表するのは6回目になりますが、今回はポスターによる発表を行いました。タイトルは「Discovery of thick crush zone and recumbent fold in wellknown landslide area in Japan」です。
 実は私は、地すべり学の権威者の一人である福本安正博士のお手伝いという形で、ここ数年間にわたって先日開通したばかりの上信越自動車道の施工現場で働く機会がありました。主に終点側10数kmの区間にわたる斜面安定の問題に取り組んでまいりました。施工中には多くの問題に遭遇し、当初は多少の失敗も経験しましたが、自分では比較的満足のいく内容であったと思っております。また、公団や各JVの方々のご理解と積極的なご協力により、多くの貴重な体験をさせていただきました。とくに、新井工事区の切り土法面では、極めて珍しい地質現象が発見され、その詳しい観察記録をとることができました。これは、新第三紀層分布地域ではほとんど見ることのできない見事な横臥褶曲であり、またそれに隣接して大規模な破砕帯が発見されました。この構造は現場のJVの方々のご努力により極めて詳細なスケッチと断面写真の記録が残されました。
 これは学術的にも極めて貴重なものであり、福本博士の強いお勧めもあって、道路公団北陸支社の大窪課長代理(現:静岡建設局工事長)・株式会社鴻池組技術研究所の山本主任研究員と共にその成果を標記学会で発表することになり、私が代表で参加・発表してまいりました。私は、この横臥褶曲の成因は侵食作用に伴う応力開放とその後の斜面クリープによって形成されたものであり、造構運動によるものではないと考えておりますが、まだ明確な結論を得る段階には至っておりません。発表論文については、現在査読の段階であり、2000年の秋には論文集として発刊される予定です。

上の画像をクリックすると大きくなります。

[ 戻る ] [ 上へ ] [ 進む ]

サイトマップ

この Web サイトに関するご質問やご感想などについては、mail@arcgeo.jpまで電子メールでお送りください。
Copyright(C) 2006 ARCGEO Inc. All rights reserved.
Revised : 2007/08/10 .